内科・糖尿病/生活習慣病/甲状腺/睡眠時無呼吸症候群(SAS) 外来|東京睡眠代謝クリニック 新宿

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糖尿病 ・ 生活習慣病外来

生活習慣病に含まれる疾患の多くが「代謝疾患」です。睡眠状況、食事内容を基本に、体全体の状態をチェックして治療することが、合併症を防ぐ上で重要です。

代謝とは、生きるために必要なエネルギーをつくり出し、消費するという一連のしくみです。人間の体は各臓器において、必要なもの、そうでないものを区別し、いらないものを排出することで健康を維持しているのです。この代謝がうまくいかなくなると、不要なものが体に蓄積されていき、糖尿病、脂質異常症、高血圧症などの代謝疾患、いわゆる生活習慣病になります。
代謝疾患には、食生活や運動、睡眠、ストレスなど日常生活すべてが関係します。ですが、症状はじわじわ進行するため、自分では気づきにくいです。元気に過ごせているようでも、内臓にはかなり疲労がたまっている、というケースは少なくありません。当クリニックにも、年に1度の健康診断で指摘されたとか、外出先でたまたま血圧を計ったら160mmHgもあった、と驚いて受診される方が多くいらっしゃいます。
もし気づかないままだと、全身の血管に悪影響がおよび、動脈硬化をはじめ脳卒中や心筋梗塞など命にかかわる病気が起きやすくなります。早い段階で治療をスタートさせて、健康を維持しましょう。

糖尿病

すい臓の働きが弱くなり血糖値が高くなる代謝疾患で、1型糖尿病と2型糖尿病があります。1型は、インスリンをつくっているすい臓のβ細胞が、自分自身の免疫システムによって破壊され、すい臓が機能しなくなることで発症します。2型の場合は、インスリンの働きが弱くなる、インスリンの働きを阻害する物質が出る、といった複数の遺伝因子に、食べ過ぎや運動不足といった環境因子が加わることで発症します。糖尿病患者の約95%は2型糖尿病です。
自覚症状として「急に痩せてきた」「喉が非常に乾く」「尿が多い」などが知られていますが、これはかなり血糖値が上昇してしまった時の症状です。初期の段階では自覚症状がないため、気づかないまま過ごしている人も多いと考えられます。しかし最近では、会社の健康診断などをきっかけに早めに受診し、重度に至らずにすむケースが増えています。
糖尿病の治療の目的は、合併症を予防することにあります。失明の恐れがある「糖尿病網膜症」、透析導入の原因となる「糖尿病腎症」、足の痺れ、冷感、つり(自律神経障害では立ちくらみ、排尿障害、排便障害、ED)などの症状が出る「糖尿病神経障害」は、糖尿病の3大合併症として知られています。また、糖尿病が悪化すると全身の血管がダメージを受け、動脈硬化が進み、脳梗塞心筋梗塞が起こりやすくなります。糖尿病を治療することで、命にかかわる重病のリスクも減らせるのです。
その他にも、糖尿病が歯周病、骨粗しょう症、がん、認知症などのリスクとなることもわかっています。血糖値を下げることや血圧・コレステロールなども含めて治療していくことが重要であり、継続した治療によって「合併症や血管障害が進行しない状態」を維持することが大切です。

健康な人と糖尿病患者 1日のインスリン分泌の変化

健康な人と糖尿病患者 1日のインスリン分泌の変化
【健康な人と糖尿病患者 1日のインスリン分泌の変化】健康な人は常に微量のインスリン(基礎分泌)がすい臓から分泌され続けており、食事などで血糖値が上がるとすぐにインスリン(追加分泌)量が増えます。これにより、健康な人のインスリン値は一定の範囲に保たれています。

糖尿病の合併症と進行

糖尿病の合併症と進行
【糖尿病の合併症と進行】糖尿病を治療しないままで進行すると、のちに動脈硬化をはじめ、足や目、腎臓など様々な合併症が現れてきます。

高血圧症

病院など医療機関で測定した血圧値が、収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上(140/90mmHg以上)の状態を高血圧といいます。自宅で測定する家庭血圧の場合は、135mmHg以上または85mmHg以上(135/85mmHg以上)です。高血圧の状態では心臓への負担がかかり、軽くみていると心臓のポンプ機能が弱まり、全身に血液を送ることが難しくなります。動脈硬化も進行するため、心筋梗塞や脳卒中といった心・血管疾患のリスクの他腎臓への影響も高くなります。
気をつけたいのは、血圧は1日のなかで変動している、ということです。夜間や早朝など時間帯によって高くなる、仕事などストレスがかかったときや、食習慣の乱れに伴う過剰な塩分の摂取によって高くなるなど、高血圧にはさまざまなケースがあります。そのため、検診で見逃されてしまうことも多いのです。 高血圧を早期に発見し、治療効果を正確に把握するには、病院でのデータに加えてご家庭や職場など普段の血圧を調べることが大切です。当クリニックでは、血圧手帳をお渡しし自宅での血圧計測を勧めています。

脂質異常症

脂質の代謝がうまくおこなわれず、血液中に悪玉コレステロール(LDL-C)や中性脂肪が増えている状態です。脂質異常というと、こってりした料理が好きだったり、太っている男性によくみられる疾患、というイメージがあるかもしれませんが、やせている人や女性にも多くみられます。遺伝的な要素やホルモンの減少といった、体の機能に起因する場合もあるからです。
脂質異常症には、4つのパターンがあります。悪玉コレステロールのみ増える「高コレステロール血症」、中性脂肪のみ増える「中性脂肪症」、両方が増える「複合型の高脂血症」、余分な脂肪を排出させる善玉コレステロール(HDL-C)が減ってしまう「低HDL-C血症」です。いずれの場合も、古くなった脂肪(プラーク)が血管の壁にこびりつくことで血流が悪くなり、動脈硬化が進みます。そのため、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高くなります。

肥満症

肥満=病気とは必ずしも言えませんが、脂肪組織が過剰に増えた状態をいい、体にさまざまな影響を及ぼします。
内臓脂肪が多くなると、糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化による心臓病・脳卒中のリスクが高くなるほか、睡眠時無呼吸症候群や、高尿酸血症、脂肪肝、女性の月経異常も起きやすいといわれています。また一方、皮下脂肪が多くなると、関節痛や腰痛といった整形外科的な疾患も起きやすくなります。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)

お腹まわりに脂肪がつく内臓脂肪蓄積型の肥満をもつ方が、高血糖、高血圧、脂質異常症といった症状を重複して抱えていると、動脈硬化のリスクが高くなることがわかってきました。このような状態にあることを、メタボリックシンドロームといいます。診断の基準としては、ウエストのサイズが男性85㎝、女性90㎝以上、それ以下であってもお腹が出てきたら要注意です。さらに血糖値、血圧、中性脂肪および善玉コレステロール(HDLコレステロール)値のうち、2つ以上の項目で問題があると、メタボリックシンドロームと診断されます。

健康診断でわかること

健康診断は、1年に一度、自分の健康状態や生活習慣を振り返るいい機会です。自分では気づけなかったことが、採血データに表れているかもしれません。健診の結果をよく確認し、健康維持に役立てましょう。健診をきっかけに、クリニックを受診する方も多くいらっしゃいます。

採血データに示された各項目の数値が
日頃の生活習慣を表しています

会社や自治体などで健康診断を受けている人は多いと思います。その検査結果を、きちんと見ていますか?検査によって示された数値は、これまでの生活習慣の結果のようなもの。自分では以前と変わらず健康なつもりでも、数値には変化の兆しが見えるかもしれません。1年に1回の健診をもっと活用して、食生活や運動習慣、生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?
健診では、血液からみる全体的な健康状態や、血糖、脂質、肝機能などさまざまな機能をチェックできます。結果をもらう際、「少し血糖値が高めですね」、「血圧が高めですね」などと指摘を受けることもあるでしょう。それを「去年も大丈夫だったから、今年も大丈夫」などと甘く見ていると、大きな病気になりかねません。健診をきっかけに受診し、軽い治療ですみ、その後も問題なく過ごせている患者さまはたくさんいらっしゃいます。 しばらく健診を受けていないという方もいらっしゃるかもしれませんが、健診は各自治体でも実施していますので、定期的に受けてみてはいかがでしょうか。

健康診断の結果 主な検査項目

血 糖 糖尿病かどうかの指標の1つ。基準値は70~109mg/dL。
HbA1c 過去1~2ヵ月の血糖コントロール目安。基準値は6.2%。6.5%以上の方は、糖尿病が強く疑われるので専門医の受診をおすすめいたします。
中性脂肪 中性脂肪が高いと動脈硬化になりやすいため、150mg/dL以上は注意が必要です。
LDLコレステロール
HDLコレステロール
LDL(悪玉)コレステロールが140mg/dL以上になると、高血圧や動脈硬化が進み、200mg/dLを超えると、心筋梗塞や脳梗塞が起こるリスクが高まります。
AST(GOT)
ALT(GPT)
基準値はGOTが10~40IU/l、GPTが5~45IU/lですが、異常値がでたら、脂肪肝、慢性肝炎、急性肝炎、肝硬変などの肝臓病の有無が疑われます。
γ-GTP 基準値(50IU/l以下)より高い場合は、主にアルコールの過剰摂取による肝臓の機能障害が疑われます。
【健康診断の結果 主な検査項目】上記の他に、尿酸の値が高いと痛風を発症する可能性があります。特に着目すべき項目に注意を払い、異常があった場合は早期発見・治療につなげましょう。

患者さまの日常を詳しく知ることが、
本質的な治療につながると考えています

治療を進める上で採血などの検査データは重要ですが、もっと大切なのは、そこにいたった背景や原因としっかり向き合うことです。
糖尿病をはじめとする代謝疾患は、生活習慣病といわれるくらいですから、改善するには「生活習慣」の見直しが欠かせません。患者さまが普段何を食べて、誰とどんな生活をしているのか、仕事はデスクワークなのか、外回りが多いのか、運動習慣は、睡眠は何時間か……。患者さまにお伺いしたあらゆる情報が、治療方針を決める手がかりとなります。
場合によっては、食事の内容や血圧などをノートに記録していただくこともあります。それは、生活習慣の改善点を一緒に見つけていきたいからです。「本当のことを伝えるのは恥ずかしい」と思うこともあるかもしれませんが、当クリニックは、患者さまが本音を打ち明けられる存在でありたいと考えています。 また、順調に治療を続けていくなかで、急に体調が悪くなることがあります。そんなときにお話を伺ってみると、職場の異動や引っ越しなど、ご自身や家族の生活に変化があった、というケースが多いです。ストレスもまた、病気の進行に大きく関係しているのです。当クリニックでは、医師と患者さまが密なコミュニケーションをとることで、状況に応じたアドバイスや精度の高い治療が可能になると考えています。お薬を処方する場合も、患者さまのライフスタイルを重視しています。1日3回、食事とセットで飲むほうが忘れにくいとか、働いている方なら朝1回にしたいなど、無理なく続けられる治療法を提案いたします。

検査室の風景
【検査室の風景】血管や内臓の内部を画像で確認し、詳細を把握するため、当クリニックでは頸動脈や腹部の超音波検査を定期的に行っています。

当クリニックでは、定期的に超音波(エコー)検査を行っています

超音波検査とは、血管や臓器の内部をモニターに映し出し、観察する検査です。当クリニックでは、必要に応じて頸動脈(首の太い血管)、腹部、心臓、甲状腺の超音波検査をおこなっています。
頸動脈エコーでは、全身の動脈硬化の進行具合を把握できます。血管の厚みをはじめ、血管を詰まらせる原因となる古いコレステロールが溜まっていないかどうかも確認できます。腹部エコーでは各臓器の状態を確認し、悪性所見などがあった場合は、医療連携している大学病院に適切に紹介しています。

糖尿病と睡眠時無呼吸症候群には、深い関連性があります。一緒にケアすることで、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを減らせます

2型糖尿病患者の約3分の1が
睡眠時無呼吸症候群を合併していると考えられています

睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に呼吸が止まる病気です。日中に眠くなる、だるくなるといった自覚症状もありますが、家族などの指摘がなければ気づかないことも多いでしょう。
しかし、呼吸が止まると血圧が高くなり、心臓に負担がかかります。明け方は特に脳梗塞や心筋梗塞になりやすいのですが、睡眠時無呼吸症候群があると、さらにリスクが高くなります。代謝機能にも影響が及ぶため、糖尿病の発症や悪化に関係があるとも考えられています。 国内の2型糖尿病患者を対象とした研究では、「太っている」、「やせている」などの体型に関係なく、患者の約3分の1が睡眠時無呼吸症候群を合併していることが明らかになっています。関連性のある2つの疾患を一緒にケアすることで、双方の治療効果が上がり、健康を維持する上で安心がひとつ増えます。

※ 当クリニック理事長の田中俊一が世話人を務める研究グループ(JEDAS /Japanese Epidemiology DM and SAS)による研究結果

糖尿病と睡眠時無呼吸症候群の関係
【糖尿病と睡眠時無呼吸症候群の関係】当クリニックを中心とした全国の大学病院・医療機関による研究グループ(JEDAS)は、1,000例近いデータによる臨床結果から、国内の2型糖尿病患者の約3分の1が、睡眠時無呼吸症候群を合併していることを明らかにしました。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の専門医療機関として

糖尿病内科医がCPAP治療を行っている医療機関は、日本ではまだ少ないのですが、当クリニックでは早くから睡眠と糖尿病の深い関係に着目し、睡眠時無呼吸症候群の治療にも力を入れてきました。そのため、今までに蓄積された最新データと経験、専門的な医療環境で的確に検査できますので、糖尿病と睡眠時無呼吸症候群、双方の状態を同時にケアしていくことができます。睡眠時無呼吸症候群は、自分ではなかなか気づかずに見過ごしてしまうことが多いですが、息苦しくて夜中に何度も目が覚めてしまったり、いくら寝ても日中眠くて仕方がない、だるくて疲れが取れない、というような症状がある場合は、ぜひ受診してみてください。

睡眠時無呼吸の治療装置CPAP(シーパップ)
【睡眠時無呼吸の治療装置CPAP(シーパップ)】鼻にマスクを装着し、圧力をかけた空気を送って無呼吸を防止します。中度~重度の睡眠時無呼吸症候群において重要な治療法であり、当クリニックでも採用しています。

セルフチェック

糖尿病は、自覚症状に乏しく気が付かない間に進行することもある病気です。簡単なセルフチェックをしてみましょう。

ひとつでも気になる項目があれば、一度専門の医療機関を受診することをおすすめします。

糖尿病教室 / 公開講座

糖尿病になったことを「きっかけ」にして、今までの食生活を見直し、糖尿病になる前よりずっと健康で元気に日々を送っていただけるよう、患者さまに気軽に参加していただける教室や講座も主催しています。お気軽にご参加ください。

  • 糖尿病教室・公開講座の様子
  • 糖尿病教室・公開講座の様子
  • 公開講座の様子
  • 公開講座の様子

当クリニックの黒田院長が、 医療情報サイト「ドクターズファイル」の取材を受けました。
医師を目指したきっかけや先生の診療に対する姿勢、 今後の展望などについてお話しております。
記事の内容は、こちら(外部サイト)をご覧ください。

医療法人みなとみらい 東京睡眠代謝クリニック 新宿

当院では、「予約診療」を行っております。
はじめての方でも、当日の電話で予約が可能です。

一般の診療はすべて保険適用です。

診療内容
糖尿病・甲状腺・睡眠時無呼吸専門外来・高血圧・中性脂肪/コレステロール値異常・一般内科 (各種保険適用)
お問い合わせ・予約受付
tel.03-6274-8633
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午前 10:00 - 13:30 午後 15:00 - 19:00
土曜 午前 9:00 - 13:00
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